恋愛には人それぞれいろいろな形がありますが、純粋に結婚に繋がる恋愛がしたいと思っている女性にとって、不倫というものは心惹かれる相手だったとしても、とても歯がゆく辛いものになりがちです。
不倫をする男性が、妻子を捨ててまであなたとの結婚を本気で望む人って、果たしてどれくらいいるのでしょうか。
男女の結婚に対する考え方の違い
男女にはもともと物事の考え方に違いがあるのをご存じでしょうか。
付き合うにしても結婚するにしても、自然にそうなっていけばいいと思う男性。
好きな人とのお付き合いから結婚を望む女性。
これはほんの一例ですが、この男女の考え方の違いから、不倫の関係に関わらずとも、結婚を望む女性には執着や焦りというものがどうしても生まれてしまいます。
なぜ妻子のある身でありながら男は婚外恋愛を求めるのか
- 家庭がうまく行っていない
- 魂レベルで求めあう、ソウルメイトやツインソウル
- 単なる遊び人
不倫や浮気をする男性には大きく分けてこのようなタイプが見受けられます。
では、それぞれの理由を説明します。
家庭がうまく行っていない
これは、男性が婚外恋愛をするきっかけ作りとしてありがちな話です。
家庭の悩みを聞いているうちに、つい…といった感じ。
ワンナイトで終わればいいのですが、スマートな誘われ方をされると、たいていの女子はズルズルいっちゃうんですよね。
しかし、不倫をする男性が家庭とあなたの中で心のバランスを保っているだけの可能性もあるので、遊びか本気かの見極めが必要となってきます。
魂レベルで求め合うソウルメイトやツインソウル
これは、スピリチュアル好きな女子には「それ!それ!」というような話です。
魂レベルで求めあうソウルメイトやツインソウルは、昔から知っているような感覚に陥ったり、初めての夜を共にしたときに、お互いの全てを知り尽くしているかのような、これまでの経験にはない絶頂感を味わうことが出来ます。
しかし、不倫という形の中でのこの関係性には、潜在意識が関係しているため体の関係だけになりがちですが、最も心の繋がりが深く、この関係性で味わう絶頂感は後にも先にも感じることのないものなのかもしれません。
単なる遊び
これは割り切り女子にとっては好都合ですが、純粋な女子にとってはちょっと厄介です。
心を弄ばれる前に、さっさと次へと進んでいかれることをお勧めします。
しかし、この手の男性は女性の扱い方に慣れているため、ふとした心のスキを狙って掴み、純粋な女性ほどのめり込んでしまう傾向にあります。
不倫は不倫
たまたま好きになった人が妻子持ちだったとはいえ、不倫は不倫です。
妻子持ちだという事が判った時点で、あなたの本心ではその彼とどうなりたいのかというものを明確にする必要があります。
影の女に徹するのか。
お相手との結婚を求めるのか。
お別れして、次へと進んで行くのか。
逆に割り切った関係が案外楽だという女性もいますし、お相手との結婚を待つにしても、子供を産みたいとう願望があるのであれば、いつまでだったら待てるのかというように、あなたの中での期限を決めておいてもいいのかもしれませんね。
全てはあなた自身が選んだ道
あなたの人生は、あなたにしか作ることが出来ません。
だからこそ、どのような形になろうとも、不倫を続けるのであれば本気で覚悟を決める必要があるのです。
もしあなたが妻子持ちの男性との結婚を望むのなら
どのような形になろうとも、まずはあなたが本気で覚悟を決めなければなりません。
仮にあなたの望む形で結婚に至ったとしても、お相手の男性には妻子との別れを選択しなければならないのです。
また、離婚が成立していない限り、妻側にバレれば慰謝料を請求されるリスクがあり、職場での不倫がバレれば、よほどの精神力がない限り退職を余儀なくされることでしょう。
しかも、子供がいるとなると、養育費や相続といった将来的な問題も考えられますので、その責任をお相手の男性と一緒に背負っていく覚悟は必須です。
もし、あなたの望む形にならなかったとしても、元々は家庭がある身の男性と不倫の関係であり、家庭を捨ててまで一緒になろうという考えがお相手になかっただけです。
ズルズルと不倫の関係を続け、気づけば結婚適齢期を過ぎていたり、子供を産むか産まないかの選択を迫られる年齢になっていたり。
残念ながら、子供が欲しいからといって簡単に出来るものではありません。
出産や育児の体験をしたいという願望があるのであれば、後悔しないためにも、ズルズルとした関係は早めに精算した方が賢明なのかもしれません。
どうやったら離婚させられるか?
あなたの人生をあなたが作っていくように、お相手の方の人生もまた、お相手が作っていくもの。
しかし、結婚するという思いがお相手と合致したのであれば、円満に離婚へと事が運んでいくことが望ましいですよね。
そこで、頑張るポイントをお伝えしていきます。
他言無用の関係
不倫の関係は、まず第一に誰にも知られないことが大前提。
当事者としては盛り上がっているためか、自ら不倫していることを周囲に話す人もいるようですが、周囲の反応としてはあまり心地よいものではありません。
話す相手をひとつ間違えると、噂話に尾ひれがついて収拾がつかなくなってしまう恐れがあります。
あくまでも、他言無用の関係ということにしておいた方が良さそうです。
「強がる女」、ときどき「か弱い女」
男性が家族と一緒に居るときは会うことが出来ないばかりか、電話で話すことすら出来ません。
会えなくても大丈夫。
連絡がとれなくても大丈夫。
そんな強がる女が、やっと会えたその日に見せる満面の笑みと、別れ際の寂しげな顔。
そのギャップが男性にはたまらなく可愛く見えてしまうようです。
ひとりの時間を楽しむこと
やっと会えたと思っても、その時間が過ぎてしまうと、また寂しさとの闘いが始まります。
そのためにも、会えない寂しさを外から埋めるのではなく、内側から埋められるよう、ひとりの時間を楽しく過ごせるようにしていきましょう。
傾聴の心を持つ
仕事や家庭の悩みをただ聞いてほしいだけ。
これは、男女問わずともそういう時があります。
その際、配偶者への不満を口にする男性もいるでしょう。
しかし、ここであなたが彼が口にする不満に乗ってしまうことにより、あなたの思い込みのフィルターがかかってしまったり、逆に配偶者の悪口を言われたと捉えられ、あなたへの気持ちが冷めていく場合もあります。
お相手の口から出た配偶者への不満はさらりと受け流しましょう。
あなたにとっての幸せとは
あらゆる手段を用いて手に入れた不倫相手との結婚。
これがあなたの思い描くものであれば何の問題もないところなのですが、やはり妻子ある方との不倫からの結婚というものには、いろいろな問題は付き物です。
あらゆる問題をお相手の方と背負っていく覚悟があるのか。
その先に、あなたの望む幸せが待っているのであれば、何があろうとも頑張れるはずです。
最後に
縁結びの神社があるように、縁切り神社も実在します。
しかし、不倫の関係において、参拝をする際にお相手が離婚してあなたとの結婚を望むようなお願いをすることによって、その代償は必ずやどこかから返ってくるので、己のエゴで参拝するのではなく、あくまでも不要な縁切りと、必要な縁結びの心で参拝されることをお勧めします。
不倫相手との結婚を望むあなたにとって、どんな事情があったとしても、あなたの幸せの裏にはお相手の元家族への責任があります。
元家族のためにも、あなたは必ず幸せにならなければならないという責任も発生することを忘れないでください。